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お金は天秤の上でしか使えない

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世の中お金がすべてだと言いますよね。確かにほとんどのことは無限にお金があれば叶えられてしまいます。でもお金は絶対的な力があるわけではありません。あくまで相対的なものなので、何かと天秤にかけて釣り合ったときに初めてお金の力が発揮されます。
たとえば日本銀行券と書かれた紙がお金としての価値を持って使えるのは日本という国の信用度と天秤にかけられているからであり、財政の不安定な国のお札は信用度がないため極めて低い価値か価値ゼロということだってあり得るわけです。そしてある商品が欲しい人とその商品を売りたい人との間でそれぞれが思う価値のすり合わせが行われて納得がいって天秤が釣り合ったところでお金を介してものやサービスの交換が行われます。なのでお金があれば何でもできるというのは間違いなのです。お金に対して天秤にかけられないものはお金ではどうすることもできないのです。よく言われる例としては人の命や人の気持ちは天秤にはかけられないですよね。つまり価値はいくらだと値段をつけてお金で売り買いはできないということです。
私の体験談をひとつお話すると、日本にいるときには高い信頼性がある日本円があって、ほとんどの企業や個人がきちんとしている環境にいるのでお金は万能のように錯覚してしまいますが、ある国に行ったときにはまずふつうの商品にも値段が書いていないのは当たり前で、ほしいと思ったら値段を聞くことから始めなければいけませんでした。同じ商品が全く違う値段で売られていることも当たり前なので、複数の店で値段を聞いて回ってから購入するということをしました。また相手をみて商品を出してきたりすることもあるのでまさしく交換の天秤に乗せるかどうかから始まるなという感じでした。日本人だとわかると高い値段で売りつけようとすることもあるので、現地で仲良くなった子に私の代わりに交渉してもらってぼられないようにするということもありました。またその国では現地通貨に加えて観光客が多いことからドルで決済することも多々ありました。日本円は世界的に見れば信頼性の高い通貨ではありますが、直接現地通貨と日本円を両替することはできないので、いったん日本円をドルにしてから現地通貨にするということもしました。
お金はあくまで相対的なもので等価交換の天秤に乗らないものも世の中にはあり、お金は天秤に乗せられるものだけに使えるという意味でこの格言を考えてみました。

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最終更新日:2016-05-27 15:28

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